露出 作:GLUMip 名雪「何の用だ…じゃないよ。祐一が街を案内して欲しいって言ったんだよ」 祐一「……」 名雪「まさか、忘れてないよね…?」 祐一「さ、行こうか名雪」 名雪「なんか、白々しいよ」 祐一「ぜんぜんそんなことないぞ」 名雪「台詞が棒読みだよ」 祐一「とりあえず、行こうか」 名雪「うー…ごまかしてる」 不満そうな名雪を促して、コートを羽織って廊下に出る。 秋子「…あら」 1階に降りると、ちょうど秋子さんが部屋から出てきたところだった。 秋子「誰かに見せにいくんですか?」 俺が身にまとっているのは、さっきのコートだけだった。 おわり