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2005/1/19

DVDレコーダーを買いに行く。
これぞと思って決めていたマシンが品切れなのでその場で別マシンへの変更を決定。
ネットの情報をあさって本命の店での価格を確認。
ライバル店へ行って値引き交渉し、それを元に本命店で値引き交渉し、安い方で買おうという算段だ。
…で、ライバル店に行ってみると…品切れだし。
結局、買う予定だったマシンより数段安いマシンになりました。
東芝のRS-24です。HDD少ないけど、そこは運用でカバー。


2005/1/10

ロールケーキを食す。

なげぇぇぇぇぇ!
長さ、普通の倍。50センチですぞ。
お店はこちら


2005/1/8

初詣の御利益か、名古屋は晴れ。
岐阜の名鉄600V線区を訪ね、3月に廃止になる名鉄の路面電車に乗ってきました。
…椅子が満席で座れないんですが、これで廃止しちゃうの!?
ちなみに、昼は味噌カツでした。味噌カツ万歳。


2005/1/7

舌かんで目が覚める。
かつて東海道グリーンで寝ていたときもそうだったが、大抵寝入ってから1時間程度でこうやって目が覚める。
困ったモノだ。
口内炎にならないように祈りつつ、寝直し。
名古屋到着前に目が覚める。また噛んだ。
南海が新春のフリーパスを出しているので、今までロクに乗った事のない南海に乗車することに決定。
ダイヤ調べているウチに草津通過。車内で寝て睡眠不足を補わなくては!
高槻当たりで目が覚めて、大阪から地下鉄で難波へ。
腹が減ったので難波構内の売店に行くと赤福が売っていたので買う。うまい。
南海は南海本線系統全部+貴志川線に乗車。貴志川線思ったより乗車多くて、何故これで廃止なのと疑問に。
大手の南海が経営するから大変なのであって、人件費の安い中小が経営したら路線が維持できそうな気もする。
採算ラインのハードルは高そうだが。
驚きだったのが汐見橋線で、大阪市内を走っているにもかかわらず、18時台で通算10人。終着汐見橋で下車は5人。…高速の下の交差点の横断歩道を渡り、一本となりの道へ行けばもう地下鉄の駅だというのにこの閑散ぶり。
ワンマンなれど各駅駅員配置。噂には聞いていたけれど、南海のローカル線は確かに凄すぎ。
そういえば初詣をしていなかったので大阪・門真市の海洋堂本社へ。
今までことごとく振られていた映画でつかった大魔神4.5mのライトアップを拝みに行くのです。
ドキドキしながら行ってみると…

ちゃんとライトアップされていました。
ああ神様!ありがたやありがたや。


2005/1/6

一昨日満席で諦めた今夜のムーンライトながらに空席が!
名古屋止のコンパートメント(指定は小田原まで)という最も辛い席だけど、禁煙が取れただけ良しとしよう。
…と思いつつも未練が残るので乗車前にみどりの窓口で席変更を申し出る。
取れた!大垣編成で、かつ名古屋まで禁煙指定4A!素晴らしい!
さて、問題はどこに行くかですな。
隣の席のサラリーマンが小田原までの指定を持っている。
どうやら岐阜までいくつもりらしいのだが、この車両の指定席区間は「東京〜名古屋」
他の車両なら「東京〜小田原」だから、この指定の取り方でその車両の終点まで行けるのだが、(名古屋止まりの車両あり)1号車でこの指定の取り方では小田原から先の指定を持っている人が来たら席を空けなくてはいけない。
正しい取り扱いとしては、小田原で席を立たねばならないはずなのである。
どうも、発券場所が生半可な知識で発券したらしい。
乗車前の座席変更時に空席があった場所を話し、小田原到着時に狙ってみてはと耳打ちする。
サラリーマン氏、心強い味方が現れたとホッとした模様で、青春18きっぷを使える区間が減って嘆かわしいと話し始める。曰く、整備新幹線の平行在来線を第三セクター化した事で18きっぷを使える区間が減っており、貧乏人いじめも甚だしい。しかし、田中角栄氏のおかげで(国鉄時代に新幹線が出来たから)上越線は第三セクター化されずに済んでいると口にする。
そこは自分と見解を異にするところだったので、そもそも田中角栄が整備新幹線の計画を立てた人だから評価の分かれるところではないかと言っておく。
昔から色々乗っているようで、話していて楽しくはあるがいかんせん声の大きい御仁である。
横浜を過ぎたので周囲も寝るだろうからこれでと話を切り上げ、アイマスクをかぶる。


2005/1/3

熱海以遠から在来線の東京行に乗って、熱海出発しても座れないってどういう事!?
さすが、18きっぷシーズンは違う…と感心してもいられず、東京まで2時間立ち通しを覚悟。
幸い、小田原で目の前の席が空いてホッと胸をなで下ろすもつかの間。
今度は中央線に乗っていたら新宿で線路内に人が立ち入ったとかで発車見合わせに。
中央線に乗ると止まる事が多いのは何故だろう。
さて、TOPページを更新したわけですが、背景は稚内から利尻島方面を望んだ写真です。
…ってことは、日の出ではなく…


2005/1/2

いまだに体のリズムがコミケ状態になっており、9時過ぎると眠くなり、朝は5時前に目が覚める。
とりあえず、トップ用CGを塗り終わってアップ。
相変わらず正月の実感がありません。
昼から親戚の家を挨拶回り。
12時に一軒目。昼食を一緒に摂って13:30に二件目へ出発。
二件目は15時に到着。寿司をご馳走になる。
16時に三件目へ出発。
さて、駅に着いたはいいが券売機で新幹線乗車券を買おうとすると対応している機種がない。
さらに券売機は長蛇の列。親子連れが子供にボタンを押させていて遅い。
Suicaを使うと後処理が面倒だし、イオカードも残額¥80で著しくしくじっている予感。
結局券売機で買って階段を下りると…よし、発車前だ。
しかしホームの案内では土浦行!?
あれ、上野行のはずでは…ホーム間違えたか!?と思ったらドアが閉まって電車出発。
その側面にはしっかり「上野」
どうやら発車ベル鳴らした時点で次列車の案内に切り替わっていたようなのでした。
上野で山手線に乗り換え。神田まで来てあと一駅だなと思っていたら、巣鴨で防護無線取扱との事で抑止。
田端ではなく、巣鴨の報にほっと胸をなで下ろす。
案の定京浜東北線は無事で予定8分延で東京到着。セーフ。
新幹線ホームにでると一本前の列車が要るにもかかわらず列が出来ている。
これはまずいかなーと思って先頭車両まで移動したら、20人程度だったので座れると確信。
ひかり281号新大阪行1号車5A(窓側)を無事確保。
今、車内です。新横浜通過なのね。気持ちいい!


2005/1/1

12/25から今日までの日記を追加更新。
あとは正月用トップのCGを彩色せねば。頑張ろう。
…うーん、正月の実感無し!


2004/12/31

コミケ打ち上げ2日目。
朝食と昼食をかねてそば屋へ。野菜天ぷら蕎麦大盛を頼んだら、普通の店の盛りそば三枚分位が出てきて困惑。
味が良いだけになおさら悔しい事。僅かに食べ残してガックリ。
昼〜夜は終末遊園地開発メンバーで打ち合わせ(少しだけ)+懇親会(おしゃべり)
雷鳴さんにmixiに誘われ、登録しました。
夕方、開発メンバーの不知火さんを見送るべく、高速バスターミナルへ。
乗り場は人でごった返しているものの、払い戻しは云々と不穏なアナウンスが。
行ってみると、なんと全便運休。結局一泊追加になったのでした。
夜は新宿でおかゆを食す。おかゆがちゃんとした料理となって食べられる。風邪以外の日に初めて食べましたよ。


2004/12/30
コミケ二日目。
朝は今日もトースト。コンビニ弁当よりよっぽど良い。
出発時間が迫ってきたので紅茶を一気飲みして出発。
今日は定時に現場到着。早速アナウンス業務開始。
サークル入口あたりに人が溜まり、入場の邪魔になるので徹底的に移動させる。
「ここでは待ち合わせできません!待ち合わせ広場に移動願います!」
拡声器で言ってもなかなか動いてくれない。それが分かっているので肉声に頼らざるを得ない。
効果的なのは、一度全体に向けてアナウンスした後、個別に声をかけていく方法。
最初から個別に声をかけると動くのを渋るが、全体に言った後ではある程度動かなければならないという心の準備ができているのか、比較的聞き分けがよい。
だが、次から次へと押し寄せる人の波をさばくのは容易ではない。拡声器を使って簡単に出来ないか、と考えてひとつ実験してみた。
「…待ち合わせ広場へ移動願います!…それでは、只今からスタッフが個別に移動先のご案内に伺います」
拡声器を下ろして近寄ると、途端に蜘蛛の子を散らしたように逃げ始める。
君たちそんなに後ろめたいのか。まぁ、買い出しの打ち合わせじゃ、後ろめたいだろうな。
…サークル参加で待ち合わせをするのも禁止の場所であるが、それ以上に悪質なのが買い出し組が列から離れて打ち合わせの円陣を組んでいるときだ。8人くらいで通路を一つ塞いでいたりして邪魔な事この上ない。
また、通路になっていない場所でやっている場合も移動させる必要がある。人が溜まっているのを見た人が、その近傍に溜まりだして最終的に通路を圧迫するからである。大抵、徹夜組なんかが最初の人溜まりだったりする。増殖の果てに通路を圧迫し、流れを閉塞する様はまるでガン細胞のようだ。
というわけで、徹夜組=コミケのガンという定理は証明できるのである。
さて、今回もおいらは待ち合わせ広場(会場外扱い)と会議棟直下(会場内扱い)の仕切壁の設営に動員された。
昨日は「こちらは東ドイツ建設局です」とか言いながらベルリンの壁を作ったものだが、「奴らは何も言わずに壁を作ったんだ!」と天城主任に突っ込まれたので今日は淡々と壁を作る。
サークル入場口閉鎖を遠目に見ながら、あっちをやりたいなぁと思いつつもベルリンの壁作り。
壁が完成したところで、強行突破しようとする参加者が他のスタッフと揉めている。
責任者の判断を仰ぎに走ってゆき、戻ってきたらヒステリックな参加者はいなくなっていた。
てっきり遅刻したけど中に入れろと騒いでいたのかと思っていたが、事情を詳しく聞くとATMに行くから中に入れろと騒いでいたらしい。ATMでお金をおろさないとカタログが買えない、カタログが買えないと中に入れない。だから中に入れろとの由。どこから突っ込んで良いのか困る話だ。
航空券を買うために、保安検査場の内側のATMを使わせろと言っているようなものであるし、次に開店前のデパートの社員通用口から開店前に入れさせろと言っているのと同じであるし、更には無料のイベントなのに入場料を取るものだと勘違いしている。(まぁ、最後のは初心者は間違えても仕方ないところではあるが)
で、どうやってお引き取り願ったのかと聞いてみると「カタログ買わなくても中に入れますよ」と言ったらしい。
しかし「ああいう人にこそ、カタログが必要なんだよね」とも。その通りである。
そんなこんなで一般入場開始。
入場列先頭を工事現場の三角コーンと棒(コーンとコーンバーと呼んでいる)で作った仕切の中に誘導。
つづら折りのカーブの中を動かす事によって距離を稼ぎ滞留スペースとするわけだが、列が停止した後で折り曲げ箇所に行ってみたら、ずいぶんとカーブの内側に人が密集している。
見れば、哀れなコーンバーは蹴り飛ばされて本来の位置から2mもずっこけており、倒壊寸前。
ちょっと時間があったので、手持ちの誘導用コーンバーを一般参加者に渡し、目印になってもらう。
「ここにあったのが、こっちまで移動しました!前の人を押さず、カーブは大きく曲がってください」
列を外側に曲げ、コーンとコーンバーを元の位置に戻し、そこから後ろを4列にまとめておく。
すると、列の先頭近くから一人の青年がやってきた。
「あの、トイレ行きたいんですが」
「…今、列を離れると、元の場所には戻れなくなります。最後尾に並び直してでもトイレに行きたいのですか?」
「…はい」
「本当に良いんですか?最後尾ですよ。寒い中並んでいたんじゃないんですか?後悔しませんね?」
「…はい」
そういうわけで、彼はベルリンの壁経由で国外退去に。
一体何のために徹夜してきたんですかね?
ゴミの量でわかるんだけど、彼よりももっと後ろの方の徹夜組が悪質なので、複雑な心境である。
徹夜組が移動した後は大量のゴミ。ビニールシートとか、ガラス瓶(リポDが置いてあって、その後の参加者に踏まれて粉砕。ガラスの破片が飛び散ってどうしようかと思った)、雑誌、新聞紙、木の椅子まで。
私は思うんですよ。あれはゴミの放置とは違うだと。
そう、一種のマーキング。
自分はゴミみたいな奴だから、自分の分身としてゴミを「ここにいた証し」として置いてゆく。
そうしてマーキングしているのだと。
…犬以下の行為なので、マーキングは是非やめていただきたい。
で、その累々たるゴミの中に後続の始発組以降が突っ込んでくる。ただし、開場前なので先頭から順番に列が止まり、開場までそのままの状態に。
「皆さん、目の前にある徹夜組が残したゴミを見てください!皆さんはこうやってゴミを放置する徹夜組のような、心の汚い人間にならないでください。ゴミは館内のゴミ箱へ!」
と言うと、「Yes!Yes!Yes!」とジョジョネタで返す一団アリ。ごめん。おいらジョジョネタ知らないんだよ。
入場開始後は待機場所に左右二本の列を交互に誘導する「ショットガン方式」(鉄なおいらとしては中央線新宿駅朝ラッシュ時上りに見られる「交互発着」を連想する)を試行するも誘導人員の決定的な不足と徹夜組の散らかしたゴミによる土地不足によって二本の列がくっついてしまい、列の切り分けに一苦労。結局元の一本列に戻す事になった。
その後は延々と横方向にふくらもうとする列を整理。
「ふくらまないでください」も、「前の人を抜かないでください」も「列になってください」も効果無し。
膨らんでいる列を整理するとき、経験上効果があったのは「4列!」であるが、8列程度が理想的な現状ではそれも使えない。結局、試行錯誤の上、最も効果あったのがコーンバーを掲げ、列の側面に沿わせて一言。
「この棒からはみ出ると失格です」
何を言っても通じなかった濁流が一気に収まる。
「失格って何!?」とか会話するのが聞こえるのを見ると、確実に相手に聞こえており、なおかつ効果がある事が確認できる。説明しましょう。はみ出るとその先のカーブで柱に当たり、渋滞して先に進めなくなるのです。失格でしょ?
昼になって活動終了。弁当食ってサークルへ。
スペース滞在時間を前日にサイトで告知していたわけですが、そんな状況にもかかわらず訪ねてきてくれる人がいて嬉しく思いました。
打ち上げは薬膳ラーメン。薬膳スタミナラーメンと薬膳卵を注文。卵は黄身まで味がしみており絶品!
ラーメンも美味でした。最初甘くて次に辛い。ラーメンの味じゃないです。なんだか良く分からない漢方薬が色々入っており、不可思議な味わいで美味。しかし、量が多く健康によいスープを半分残してしまう始末。
また行きたいなぁ。


2004/12/29

コミケ一日目。
5時起床。母も仕事のため同じ時間に起き出したようだ。
トーストを焼き、はちみつを塗ってほおばる。
紅茶とトースト。今まで自動車で移動中にコンビニ弁当であったのだから、それよりよっぽど良い。
雪の予報におびえつつ降り出した雨に嫌な予感を感じる。
駐車場の入口を誤り10分遅れ、交差点で6分引っかかり、現場に着いたのは定刻8分延。
朝は西屋外で誘導経路の設営、サークル参加者誘導と通路閉塞者の移動作業である。
場所を空けてください!と座り込む一般参加者を立たせて列に戻す。
「風をしのぎたいのは分かるけど、私もこれから入場が終わるまで横殴りの雪に打たれながら仕事をするんです。さぁ、列に戻って!お互い頑張ろうじゃないですか」
というと、「じゃぁ、雪の代わりに打ちましょうか?」と傘をスイングするそぶりでツッコミを入れてくる。
「やぁ、私を打ってもいいですが、倒れた私の代わりに仕事をしてくれるのなら何発でも、さぁ!」
「いや、それは勘弁してください」
「何を言うんですか!さぁ、私を打ちすえて、夜まで仕事を代わってください!」
いやはや、久々に楽しい掛け合いだった。
一般入場開始。東地区へ行く入場者はごく僅かであっという間に列に加わる人自体がいなくなる。
結局、後から来た列の方が希望者が多く、徹夜してきた人の方が人に流されてあらぬ方向に進んでしまい、入場が遅くなったりしている。徹夜、ダメ絶対である。
雨で濡れたジャンバーの上にレインコートを着る。しかし、レインコートが小さくてジャンバーがはみ出しずぶぬれに。雨はいつの間にか雪に。一般入場中にだんだん大粒になる。
耳が、手が凍える。しかも風が出てきて横殴りの雪と化す。辛い。
しばらく列を館内に送り込むと、館内の待機場所が満杯になったらしく列が止まる。
列の後方に回り、列が止まるアナウンスをして列を止める。
開場までこのまま待機なので、この先の移動経路や、入場開始後も走らないようにアナウンス。
さらに、こう付け加える。
「皆さん、私の視界内に少なくとも三人の方が、傘もなく孤独に立ちつくし、雨に打たれています。今日は雪が降っていて冷たいのですが、コミケに来る皆さんの心は暖かいものだと私は信じています。もし、皆さんが暖かい人なのであれば…」
と、ここまで言ったら濡れている三人は隣の人が声をかけ、傘の中に入った。
さらには使っていない折りたたみ傘を差し出す人も現れたのである。
「ああ、皆さん。私の心は今非常に暖かくなりました」
これだから、スタッフはやめられない。
余計なお節介と見る節もあるだろうけど、時間をもてあましたスタッフが突っ立っているより、ピリピリした場の空気が緩和され、参加者間でコミニュケーションが生まれ、それを通じて列の暴走の未然防止ができるのだから片手間に好きでやる分には良いかと思うのだが、如何だろうか。
さて、一般入場が一段落した後、待機場所で休憩していると、「要救助者を担架で搬送する」との話が。
消防官詰所で保護しているので担架班と一緒に現場に赴くと、 自力でトイレに行ったとの事。
あれ、歩けるの?と首をひねっていると、さっきまではとても歩行できる状態ではないが、回復したらしい。
消防官が介助してトイレ脇にいるらしいので、現場へ移動。どうも該当者はトイレで嘔吐中らしい。
女子トイレの扉を男が取り囲んでこじ開けるわけにもいかない。女性スタッフを手配し、外から呼びかける。
そうこうしているうちに、女子トイレ列が延びてきて通路をふさぎ始めた。列を途中で折り返させる。
他のトイレに誘導した方が良いという話が出て、「混雑状況は分からないものの、もっと広いトイレがある」とアナウンス。若干名が移動に応じる。
すると、一人の女性が「すみません…」と声をかけてきた。
「気分が悪いのですが」と言うので細かく聞いてみると「気分が悪いのでトイレに行きたい」との事。
腹痛ではなく、嘔吐との事なので、男子用車いすトイレに誘導。事なきを得た。
結局、当初の人はトイレで2、30分ほど苦しんでから担架で救護室に送られる事になった。
さて、そうすると今度は嘔吐していた女性である。
しばらくして出てきたので症状を確認し、救護室への移動を勧める。
「大丈夫ですから、気にしないでください」
嘔吐しておいて大丈夫はないだろう。
「おかげん考えると救護室に行った方が良いと思うんですが」
「では具合が悪くなったら行くので、場所だけ教えてください」
しかし、ふらふらして話すのもやっとなんですが。
「横になれる場所もありますので、倒れる前に行かれた方が宜しいのでは?」
「そうですか。それならお願いします」
横になれる、というのは魅力らしい。
結局はふらふらしながら救護室へ。本日二人目。
救護室に行くとなかなか帰ってこられないだろうから普通は救護室は避けるものだ。しかし、横になれるという言葉に飛びつくという事はそれだけ悪化しているわけだから、救護室へ案内する基準としては妥当ではないかと考える。
外を見上げれば、ゆりかもめがなかなかやってこない。
誰かゆりかもめが走っているところ見たか?いや、見ていない等と話しているうちに、ゆりかもめは止まっているのでは?という話になった。
「ゆりかもめが止まっても、りんかい線は地下鉄だから大丈夫」などという話が出たので、「いや、JRと直通しているからダメだな」と混ぜ返す。
休憩が出たので食事。青山とJダイナー東海。悩んだあげくJダイナーを選ぶ。
まぁまぁ食べる事が出来た。初日なので元気十分なのがわかる。
館内放送が入り、りんかい線は直通先のJR埼京線新宿構内での信号故障でダイヤ乱れの情報。
なんで信号故障なんて雪と関係ない故障起こしているんだよぅ!雪ならポイント故障だろ!と叫びたくなる。
続いて友人サークルや相互リンク中のサークルを巡回。いずれも本人おらず空振りに。
「着替えに行ってきます」とこ書き置きが残されたサークルの前でガックリし、さらにその書き置きの時間が数分前で二度ガックリ。
結局時間に余裕が出来たので、前から一度行ってみたいと思っていた会場内のマッサージに行く。
「15:00以降のご案内になります」と看板が出ており、専用の待合椅子には5人が腰掛けて本を読んでいる。
受付のお姉さんが出てきたのでどれくらい待つのか問い合わせる。
「30分お待ち頂くんですが…」
休憩時間は15:30までである。残念。
帰ろうとすると足コースならすぐできるという。
もとより足コースのつもりだったのでお願いする。
医療行為ではなくリラクゼーション目的である、障害が発生しても補償しないとの誓約書にサイン。
20分コース(足コース最低時間)¥2000+消費税である。
カーテンで仕切られた部屋に入る。枕元の棚からはリラクゼーション用の音楽が流れ別天地…と思いきや、カーテンの向こう側の騒音が凄い。
人の話し声、スタッフのアナウンス。現実に引き戻される感じがする。
少し待つとお姉さんがやってきて、ベッドの上に横になる。
蒸しタオルで足を拭いて貰う。靴下までしっかり濡れて凍えていたのだから、足が温められるだけでも「うむ、一分百円」と頷いてしまうではないか。
足の親指をお姉さんの指が取り囲み、くるくると回す。全ての指をくるくると回した後、足裏を優しくなでさする。
これは確かに心地よい。しかし、コミケの激務に対するマッサージでは無いような気がする。正直物足りない。
親指で足裏をこすり、ふくらはぎへ。床屋のように店員とおしゃべりしようかとも思ったのだけど、今日は混んでますかとか、今日のお客さんはどうですかとかでは墓穴を掘るような結果になりそうなので心地よさに身を任せる事にする。
そうこうしているうちに20分経過。物足りないが、リラックスを狙ったと言われればそうかと思う。
「揉み加減の強さはいかがでしたか?弱かったですか?」
…もっと強くと言えば強くやってくれたのか。失敗!
それでも足は楽になったのでお礼を言って再びスタッフに戻る。
今日はひたすら寒さとの戦いである。 いつもより人が帰途につくのが早く、通路の混雑状況は普段では考えられないほど空いている。
PSPを持って立っている人がいた。友人と話しながら帰ろうとした矢先だろう。
歩き出した次の瞬間、白い物がPSPから射出!
飛び出したディスクは哀れ腰の高さあたりから地面に飛んで行き、ディスクと白いケースの二つに飛び散った。
その後は大きな出来事もなく、とりあえず無事閉会。
閉会後、巡回に回ると座った少女が一人、その周囲を友人達が取り囲んでいる。
「大丈夫ですか?」と聞くと大抵「大丈夫です」と、答えが返ってくる。
が、「具合悪いのでは?」と聞くと頭痛だという。
「救護室にご案内しましょうか?」と言うと周囲は「大丈夫です」との事。
しかし、本人はうずくまったままだ。
「救護室なら横になる事も出来ますし、ここは空気悪いから悪化しますよ」と言うと、本人がか細い声で行きたいとの返事。
これで三人目。
今日は巡回らしい巡回になる前に要救助者を発見して誘導ばっかりしている様な気がする。
さて、スタッフ業務を終了して夕礼を実施。
解散後は友人とトンカツを食べようと約束したところで始まった。
「りんかい線は新宿構内のポイント故障で相互直通を中止した状態で…」
…おいらの考えていたとおりじゃないですか。予言したわけではなく、少し知識があれば当然の結論であったとはいえ、あまりに予想通りの展開にガックリ。
「なお、ホテル宿泊者はこの後残って作業です」
トンカツ行こうと約束した友人、ホテル組。友人連中は全員ホテル組。
仕方ないので一人で東京駅のラーメン屋でラーメン食って帰りました。


2004/12/27

海洋堂大博覧会に行く。
入口に大魔神像が置いてあったのでパチリ。

受付のお姉さんにツーショットも撮ってもらいました。
造形の一部に映画との差違が見られました。首の鋲の数が違うのと、目に瞼がない。
着ぐるみの目の穴の中に人間の目があるので、本物は瞼があるのです。
目がないと義眼がぎょろりとしていて怖い!なかなか気に入った造形には出会えないものですが、等身大に近いこのサイズ、非常に嬉しいものでありました。お持ち帰りしたいよー。


2004/12/25

朝一番の三江線で三次方面へ。江津発6:20。周囲は真っ暗で何も見えず40分ほど経過してからようやく山の陰が分かるように。
途中1駅で乗換。さらに東城で1時間停車。駅舎を撮ろうとしたら朝充電完了したはずの電池が「電池切れ」サイン。なんだこれ。役立たずー。
幸い、駅前に電気屋があったので電池を購入。8本セットしかなかったけど、まあいいでしょう。
さて、この一時間を昼飯タイムと考え市内散策。駅前の喫茶店は「本日休業」
12時ですぞ。まったく、どこの街もおいらに飯を食わせないつもりなのだろうか。
商店街の地図を見ると食堂2軒あり。
探してみたら地図とは違うところに「忘年会、新年会」と書いたのぼりを掲げた店が道をはさんで並んでます。
カツ丼を注文し¥700
でかい器に驚いたものの、中は上げ底で普通のカツ丼でした。
駅に戻ってディーゼルカーの撮影。カメラを構えたら、背景となる山が一面墓地だらけ。
すっかり撮る気が失せてしまい、墓地が入らないようなアングルのみの撮影にとどめておく。
三次行のディーゼルカーに再び乗り、三次に到着。
乗換のディーゼルカーが向かいのホームに止まっているが、おいら的旅行のセオリーに従って一度下車。駅スタンプと駅舎撮影、それから飲み物を買って改札に入る。
急行みよしが到着した。車内を覗くとクロスシート。俗に言うボックスシートである。
急行の伝統的な座席ではあるが、正直今の時代では見劣りすると思った。
三次からは1両ワンマンのディーゼルカー。豪華なレールバスといった感じの新車、JR西日本の鈍行ディーゼルカーは国鉄時代からのボロディーゼルカーか、この新車である。
ロングシートが多いというのと車内がやや暗いのが玉に瑕。燃費が安そうなのと静かなのは良いが、JR東日本の新型ディーゼルカーみたいな「新型にしたら30分早くなった」というわけでもないので余り好感が抱けない。
ともかく、そのディーゼルカー新見行に乗る。
途中、塩町で行き違い。塩町駅前に出てみると小なりとはいえ食堂の看板が出ており好感が持てる。
途中、雪が降ってくる。思い起こせば行きのサンライズでも家の屋根に残雪を見ていたのだった。
外は寒いが車内は暖かい。
備後落合では木次線と連絡。駅を降りてみるとずいぶん寂しいところで、駅前には住宅しかなく店舗がない。雑貨屋も売店も何もない。道の行き止まりに家と並んでそっと存在するような駅なのだ。
雨が冷たく、カメラに水滴がかかる。
備後落合で新見行きに乗換。新見の一つ前の駅、布原にて対向列車待ち合わせ。
よくよくみたら、ホームが1両分しかない。単行ディーゼルカーの芸備線(今乗ってきたディーゼルカー)はともかく、2両編成の電車からなる伯備線はどうなるのかと思ったら、やってきた電車は見事通過していきました。
新見は以前一度泊まった事がある街だ。花粉に悩まされながらも珍しく太陽が外に出ているときに投宿し、のんびり宿で原稿を描いていた記憶がある。
今日は30分の待ち合わせで岡山行に乗車。
岡山行は転換クロスシートでワンマン改造してある。
しかし、今日は車掌が乗車。ドア開閉は運転士、精算のみ車掌が行っている。
前のドアから運転台まで、普通なら3人がけシートが備わっている部分が丸ごとワンマン用業務区画となって、仕切られている。なんと贅沢な。
清音で下車。井原鉄道に乗り換え。
ホームに出て吃驚。学生達が長蛇の列を作っている。ただ、学生はドア付近に立つばかりで奥のボックスシートに相席する事はないようだ。よって座る事が出来てほっとする。
鉄建公団が作ったローカル線だけあって、コンクリートの単線高架橋の上を90km/hで快走する。
線路が良いから乗り心地も良く、住宅街を見下ろしながらまっすぐな線を西へたどる。
終点神辺でJR線乗換。福山行に乗車。
黄色に青帯、広島色の福塩線は2両ワンマン。車内は学生でぎっしり。
福山市街地の路地裏を走るようにして福山へ。駅を降りると目の前が福山城だ。
知りうる限りでは駅からお城へのアクセスが最も良い都市である。
福山から岡山へ山陽本線。4両編成は結構空いており余裕で座れた。
岡山では3分前に大垣夜行に連絡する列車が出てしまっているので新幹線で追いかける。
岡山〜相生間を購入。駅前に出てみたが雨なのですぐ引っ込む。土産にきび団子を購入。
岡山から新幹線。始発のひかり。なんと、最後尾の車両に乗ったらおいら一人しかいない。
遂に発車時刻になっても誰も来ず、貸し切り状態。
席を向かい合わせにして足を投げ出し、フルリクライニング。一度やってみたかったのだ。
相生から新快速に乗車。
トイレのある車両に乗ったら臭いが漏れてくるので避難。130km/hは早いと思いながらうつらうつら。
気がつけば米原で、車内の人が次々に前の方に移動。どうしようかと思ったが、今更後塵を拝しても遅いので駅に着くまで座っておく。
ドアが開くと共に、皆猛然とダッシュ。向かいに止まっている大垣方面の列車は僅か2両。これは臨時ムーンライトながらに接続する関西方面からの最終列車である。先ほど前の方に移動した人たちは混み合うドアから出てくるので初動が遅れている。対してこちらは転換クロス窓際の座席を確保。結局、かなりの人が立った状態で出発。
大垣では乗換の間、駅前の喫茶店にでもと思ったもののどこもやっておらず寒い駅に戻ってしょんぼり。
駅ではあちこちでながら待ちの人々が座り込んでおり、まるでコミケの閉会後のやや空いた廊下を見るような感じ。
23時に臨時のながらに乗車。名古屋出発あたりで寝て、大船あたりまで目が覚めませんでした。


2004/12/24(昼〜夜)

出雲市で同ホーム乗換の快速・アクアライナーに乗車。
大田市で停車時間が2分あるというので下車。駅のスタンプを押して駅舎を撮ろうとしたら「電池が無くなりました」
ええっ!?もしかして君は放電してしまったのかい!?
先週の旅行が終わった時点で充電していなかったか。すっかり忘れていたよ。
と、自らの失態を嘆き悲しむ間もなく列車の発車時刻は迫り、遂に撮影叶わぬ身と相成るのでありました。
再度快速に乗り込み、停車時間が長い駅を狙って駅舎撮影。
天気は曇り空。しかも窓は黄土色に汚れていて窓越しに生みを撮ると茶色くかすみます。
停車時間が長い駅で窓を拭こうと画策するも、停車する駅はどれも海側と反対のホームだったり、2両目に座っていたのに先頭車両しかドアが開かなかったりして結局汚れたままに。
益田で列車は終着。下車して10分前後でやってくる「スーパーおき」の切符を購入。
自由席にしようと思ったらホームに長蛇の列。15人前後はいる模様。
これは窓側は絶望的なので「禁煙指定席、海側の窓際で」 と注文。無事入手。
+500円の甲斐あってか乗車した1号車の乗車人員は僅か数名。
ところが、スーパーおきには先頭座席(1A,1B)が展望席になっているんですな。
展望席というか、運転台が見える座席といった感じなんですが…
なんにせよ、事前に知っていたらそこを押さえていたのに。残念無念。
山陰本線高速化の切り札だけあって、スーパーおきの座席には振り子特急につきものの肩部に取っ手が付いています。リクライニングの角度も上々。ただし、全部倒すと寝てしまいそうなので半分だけ倒します。
スーパーおき、振り子特急の本領を発揮して山口線を快走!と言いたいところだけれど、悲しいかな山口線は羊腸の小径。振り子を使って他の列車よりは速いのかも知れませんが、曲線制限や分岐制限でせっかくの強馬力エンジンもあまりふかしません。
途中駅で指定席にも学生が乗車。部活の一行と見え、引率の先生+中学生8名。一気ににぎやかに。
津和野では親子連れが指定席に。あの1Aの展望席に座りました。羨ましい。
他にも停車駅ごとに乗客を集め、山口に着く頃にはどの列にも乗客がいる状態に。
まぁ、通常2両が今日は1両増車しているので、これでガラガラだったら意味がないですからね。
自由席の混雑が気になるものの、途中の喫煙デッキが臭そうなので通る気がせず、見送り。結局謎のままでした。
新山口からは宇部新川行に乗車。 住宅街〜工業地帯といった感じ。
途中駅で列車交換のため、少々停車。駅舎写真を撮っていたら、やってきたのはなんとディーゼルの貨物列車!
うぉ!石灰石輸送だ!激写!と思うも自分の乗っている列車に遮られて撮れずにがっくり。
しかも、ホームをはみ出して止まるので発車が近い現状では改札外からの撮影も、 ホーム端からの撮影もままならず、仕方なく列車の窓越しに撮影。
宇部新川で宇部行きに乗換。宇部新川が街の中心で、マンションやらビルやらが林立。
山陽本線宇部駅は駅こそ新川より立派なものの、車窓は寂しい限り。
小野田で駅撮影に下車。厚狭で乗換のために下車。3駅連続で下車した事となり、ちょっと嬉しい。
厚狭から長門市方面へ。1両のディーゼルカーで終点仙崎まで乗り通し。
かつて石灰石輸送が興隆を極め、旅客は少ないローカル線だったにも関わらず幹線のお墨付きがあった美祢線であるが、宇部興産がトラックに転換したため(反モーダルシフトでけしからん)今では地方交通線クラスの輸送である。
ちょうど下校時刻なのか、車内は学生で満席である。高校だろう。
学生達は数駅間誰も降りず、ある程度進んだところで4人程度ずつまとまって降りる。
石灰を採掘する山や、川の流れを眺めていると次第に車窓が薄暗くなってゆき、長門市に着いた頃はとっぷり日が暮れていた。ここで全員下車。回送になるのかと思うくらいがらんどうになってしまい、少し焦る。
鉄道ファンらしい青年が乗ってきて、運転士に一往復したいがダイヤはどうかと尋ねている。
乗客は私と青年の二人だけ。つまり、鉄道ファンがいなかったら回送同然だったわけだ。
終点の仙崎に到着。住宅街の中であるが、周囲が暗い。
デジカメのISOをあげ、絞りを開いてバルブ撮影。三脚がないので駅がうまく写らない。
普段なら平らな椅子の上にでもカメラを置くのだが、平らなところが無く難儀する。
折り返しの列車は女子高生と鉄道ファンらしきおじさんらを乗せ、5名で出発。これが今日の最終である。
長門市で下車。市街中心部は改札の反対口らしい。長い跨線橋を渡っても大型書店や大型ドラッグストアの看板があるところにでるので、手近な食堂はなさそうに見える。改札側の駅周辺を散策して食事にありつこう。
…と思ったまでは良かったのだが、店がない。焼き鳥の赤提灯だけは4軒も見つかったが、食事を食べさせてくれるところがない。
駅向こうまで行かないと駄目かもと諦めかけ、とぼとぼとうろついていたら雑居ビルにラーメンの看板が。
スナック・パブと十軒近くが入居している。食事が出来るのは2店だけで、今日はラーメン屋しか営業していない。
ラーメン屋で生姜焼を注文。¥800なり。
生姜焼が出てきてから店のおばさんが一言。
「ご飯は別になりますが、注文しますか?」
…なんてこったい。
まぁ、まともな食事が出来ただけ良しとしましょう。
長門市からは山陰本線を東へ。3本の列車を乗り継ぎ、終列車で江津へ。対向待ち合わせで10分遅延。
駅前のふくや旅館へ投宿。素泊まり¥4000。浴衣、タオル、歯ブラシ付き。感じの良いおばあさんが応対。
「朝早く出たいので、お会計を先にお願いします。一番列車に乗るんです」
と言ったら、躊躇せずに三江線を指し示した。わかってるね。


2004/12/24(朝)

遅れていた20日の旅日記を書き終えました。サンライズ出雲の中から宍道湖を眺めつつ。
えっ!?何か間違ってますか?
原稿を書けって?冬コミの準備をしろと。それからサイトも正月に向けて更新準備をしなくては。
(クリスマス眼中に無し)
大丈夫。その為にノートPCを持ってきたのです。Let's note R3のメモリ768MB(借り物)
おいらのデスクトップよりもグラフィック性能以外は高性能なんじゃ無かろうか。
…それにしても軽いなこれ。このままずっと借りてようかなぁ…


2004/12/23

さる有名な登山家が山を登る理由を問われて「そこに山があるからだ」という話がありますが、おいらが旅行に出る理由を問われたら「指定の切符が取れたから」と答えたい今日この頃。何か間違ってますか?
指定券が取れたから旅に行く事が可能となったのではなく「ながらの指定が取れたからこれから旅先を決めようか」なのです。何か間違ってますか?(Y/y)
んで、今日はコミケカタログを今更ながらにチェック。もう旅支度しなければならないので旅先でチェックしようかと携帯用にカタログを三分割してしまったのだけど、行きのサンライズ出雲のノビノビが取れたので昼間は時間が出来たので結局自宅で全サークルチェック。(おいらは興味ないジャンルのページでもとりあえず一通りサークルリストには目を通すのです。晴海の頃は全スペースを回ってましたが、今ではそれが出来ないので代わりにカタログチェック)
旅支度と大掃除代わりに部屋の整理を行って出発準備完了。
さて、どこに行こうかな。


2004/12/21

終末遊園地で電子トランペットを考えていた。
ヤマハ「EZ−TP」
あーあー。技術が追いついちゃったよ。


2004/12/20

朝6時起床。6時半に出発。
薄ぼんやりと明るい餘部の集落に、寝台特急出雲が走ります。撮るべし撮るべし!
その後、特急はまかぜを撮影。どちらも鉄橋の下から撮りました。
その後、駅まで登ってホームを撮影し、そこから撮影ポイントの看板に従って登山遊歩道みたいな道を登る。
建物一階分くらい登ると、フォークリフトで使うパレットみたいなしっかりした足場がある撮影ポイントに。
列車が来たときに備えて鉄橋をパチリ。

そうしていると、同じく撮影に来た男の人が。
良い眺めですね、などと話し始め、なんだかんだで盛り上がる。
おかげで列車待ちの間があっという間に過ぎました。
先方は昨夜はカニを食べ、今日は昼近くまで滞在してから新幹線で東京まで帰るとの由。
こっちはこれから鈍行ですぜ。いいなぁ。
その方と分かれて駅の待合室を覗くと駅ノートが。
…なんか、小学生がおにぎりワショーイのアスキーアートを書いていて痛すぎ。
で、最新の所を見たらさっきの人が書いてました。
サイトアドレスまであるぞ。デジカメでパチリ。
餘部8:18の豊岡行きに乗車。
香住で30分停車なので駅近くの喫茶店で朝食。
モーニングはお好きなドリンク+¥100でトースト付き。
¥300でハニートーストがあるのでそっちに。はちみつおいしい。
香住はAirH"の電波が届くのでさっきのアドレスに早速アクセス。
うぉ。携帯からリアルタイムで旅日記更新していますよ。
ウェブログだったので先ほどの者ですと書き込み。
香住の喫茶店でタバコ臭くなって悲しく思いつつ、山陰本線を一路東へ。
豊岡〜福知山間、車両内が非常に暑い。夏かJR北海道の車内かと思うほど暑い。
我慢ならずに一枚脱ぎ、二枚脱ぎ、遂に半袖シャツに。
途中駅ですれ違い停車の時は半袖の上にジャンパーを引っかけて車外へ飛び出し、駅舎を撮影して列車に戻るの繰り返し。暑いと暑いで眠くなりませんな。
福知山で食事。駅近くの食堂に入ったら「焼肉定食¥1000」の看板が。これだこれ。
お店の前でオジサンが水をまいているのを見ながら店内にはいると、誰もいない。
「すいませーん」と声を出すも返事なし。
水を撒いているオジサンに「もうやってるんですか?」と聞くとそうだとの答え。
でも、店内誰もいないんですが。
仕方なく待っていると水をまき終えたオジサンが店内にやってきてオーダー開始。のんびりしているなあ、って、のんびりし過ぎなんですが。
焼き肉は念願の自分で焼いて食べるものでした。カルビはともかく、ミノや胃壁と思われるヒダヒダの部分を食べるのは初めてでしたが、味噌の味付けが良かったです。
福知山から園部経由で京都へ。
リアルタイム旅日記を時折チェック。列車交換駅では駅舎撮影に奔走。
触発されてこっちも旅日記書き出したものの、量が多くてとても終わらない。
列車は次第に混雑の度を増してゆき、園部到着時はかなりの立ち客が。
園部からは4両編成に。かろうじて座ったものの、転換クロスにうも関わらず、向かい合わせになっている席に座る羽目に。足が伸ばせません。
やはり途中から混んできて立ち客満載で京都到着。山陰本線は輸送力増強するべきだと思います。
京都で赤福と生八つ橋を購入。行ったばかりの米原方面新快速を20分待っていると、乗車列先頭2番目なのでバッチリ座れました。京阪電車を見てそろそろもう一度乗りに行きたいなと思ったり。地下鉄直通してから行ってないんだよね。
米原で乗換。これも先頭1列目だったので楽勝。リアルタイム日記にレス付けたりしながら大垣で再度乗換。
決めあぐねていた夕食の場所は浜松のウナギが25分の下車時間しか確保できないため、35分確保できる静岡に変更。JR東海のサイトから駅弁と駅ビル炎暑句点の調査を行い、駅ビルの寿司やで持ち帰りパックを購入しようと考える。
で、静岡に行ったらパック販売の他に回転寿司やっているので、つまんでいこうという話に。
…回っている皿が¥500とか、普段は手を出せないような額が並んでいるんですが。
でもシャリの2倍はあろうかという大きなネタで味も良く大満足。流石に当初の予算大幅超過はマズイので¥1500〜2000で収めようかなと計算しながら食事。
結局¥1300で打ち止め。でもお茶をいパイ飲んだらシャリがふくらんだらしく結構お腹一杯に。
その後はムーンライトながらの送り込みの列車で熱海界隈までPC叩きつつ、熱海から東京まで爆睡。
折角の18切符なので中央線経由で東京から座って帰ろうと画策。ところがこれが失敗で途中駅間で停車して動かない。結局5分延起こして乗り継ぎ列車に間に合わなかったというオチ。


2004/12/19

6時半に起床。7時に宿を出て快・アクアライナーで出雲市へ。
昨日見逃したあたりを見て、昨日起きていたあたりからうとうと。 だって暖かいんだもん。
出雲市で下車。駅前の一畑のビルを見て立派な駅ビルだと感心したらさにあらず。これはホテルで駅はその後ろ。
一畑電鉄に乗車。かなり古い車両のようなのだが間接照明で2扉。やけに優雅だと思ったら元・南海で納得。
途中駅で出雲大社行きに乗換。こっちは元・京王の名車5000系。
こっちの方が新しいだけあって揺れは少ないです。
出雲大社駅に到着して、早速道を間違える。宗教建築物っぽいのが車窓に見えたのでそっちに行ってみたら関係ない施設でやんの。
ところが、これが怪我の功名で、道案内の看板には「旧・大社駅」との文字が。
そう、国鉄大社線大社駅が保存されているのですよ。
頑張って歩いていったら、なんとも綺麗に保存されている大社駅が。
さらに中に入ってまた吃驚。丁度ボランティアによる清掃がされている最中だったのです。
駅内を見学させて貰っているうちに20分、30分が経過。帰る頃には丁度ボランティアの人々も集合写真を撮っていました。あの人達のおかげで、大社駅が綺麗にのこっているんですなぁ。
その後、出雲大社を参拝。おみくじが沢山結ばれている木があるので近づいてみたら杉の木で思わず後ずさり。
宝物殿を見たらWebに掲載されていた鎧が一領。奉納用だけあって綺麗な出来。
参拝、見学をすませ、土産物を買いに店を伺う。
途中、蕎麦屋の店先でおかみさんが「おそばいかがですか」と客引き。
でかい店2つに挟まれた店があったので、土産を買った後、客引きに引かれてみた。
「おそば如何ですか?」
「ざるそばってすぐ出来ます?」
「当店は手打ちだからすぐに茹で上がりますよ」
「13時の列車に乗るんだけど…」
残念。間に合わないらしい。
結局食いっぱぐれたまま、松江しんじ湖温泉行に乗車。
松江しんじ湖温泉で松江駅行きバスを待つ間、足湯につかってほっと一息。
JR松江駅のドーナッツ屋でカレーパンを購入。昼飯代わり。
松江駅〜美保関バスターミナルへ。
終点で降りると、土休日ダイヤなのでバスがない。一応壁にあるダイヤで確認しようとすると、おばさんが「もうすぐ来るよ」という。事前調査した以外の系統があるかも知れないので色々探してみるも見つからない。
そんな中、おばさんから「関東の方?」と聞かれてそうですと答えると「もう使わないからこれ」と、バスカード貰う。
まだ2000円も残ってるじゃないですか。関東の人と会ったらあげるつもりだったらしい。好意を素直に頂く事にする。
さて、結論。やっぱり土休日運休。
タクシーを呼ぶ。5〜10分程度でこちらへ来るとの事。
タクシー、10分して到着。
さて、この先渡船場までいくのだが、出航まであと15分。渡船場まで所用12〜13分らしい。ギリギリである。
ハラハラしながら目は運賃計へ。どんどん跳ね上がるメーター。¥2240で渡船場に。時間もセーフ。
おばちゃんが一括して支払い。で、こっちは細かいのがないので2人分を合わせて支払おうと5千円札を渡すと4千円を返された。
「おつり貰いすぎです!」「いいのよ」
さっきのバスカードの事もあるし、このまま甘えるわけにもいかないので、おばちゃんの鞄に600円を突っ込む。
既に船は着岸しているので、境水道渡船(¥200)に乗り込む。
外洋に近いので横に大きく揺れる。座っていたら船酔いしそうなのでデッキに立つ。
接岸。川岸ぎりぎりまで山が迫っていた所から、住宅街の真ん中にやってきた。境港市である。
駅はどっちだと、道行く人に聞きながら移動。所用10分程度と聞いていたけど、列車の時間まであと15分。
水木しげるロード経由でなく、地元の人が言う最短経路で移動。
無事、発車5分前に駅に到着。
止まっている気動車は鬼太郎の絵がちりばめてあって、子供なら怖がってしまうんじゃないかと思うくらい。
車内天井まで描かれている徹底ぶり。
米子にて快速とっとりライナーに乗り換え。もう日没。
鳥取で夕飯。駅前アーケードの店がほとんどシャッターを下ろしていて唖然。
結局ラーメンを食べる事に。とほほ。
ラーメンの後は山陰本線上りの気動車に乗車。途中で乗り換えて餘部にて下車。
駅を降りて餘部鉄橋を渡る気動車を見送る。いいねぇ。
で、駅を降りたはいいけど、坂道の途中に街路灯がぽつんぽつん。足下が見えないんですが。
道が二股に分かれており、こっちかなと思った方に進んだら、ゆるやかな下り坂。変な方に連れて行かれそうなので引き返す。こっちは違うだろと思った方に今夜の宿の近所の宿の看板発見。
足下見えないのでノートPC取り出して液晶輝度最大。ノートPCが懐中電灯代わりに。
途中で懐中電灯携帯したおばちゃんとすれ違う。犬の散歩だった。やはり懐中電灯必携なのか。
今夜の宿は餘部の民宿旅館・小林屋。
広い玄関、大きな絵皿が廊下に飾ってあったり、2人一緒に入れる浴槽だったりとなかなかの施設。
歯ブラシ、タオル、浴衣付き。お茶にお菓子、ミカンももらいました。
素泊まり¥4000。いや、普通はカニ料理食べに来るんでしょうけどね。小林屋さんごめんなさい。


2004/12/18

次に目が覚めたのは米原で時計は夜中の三時。トイレに行って二度寝。
カーペットの上にごろ寝じゃ寒いかなと思ったけれど、床暖房で気持ちいい。
しかし、布団の上ではないのでお尻が痛くなって6時起床。
岡山到着前の目覚めだったのでもう一度寝ようと努力するもお尻が痛くてかなわず。
岡山到着し、サンライズの自動解結を見つつ、キヨスクでおにぎりを購入。
未乗線区間に入るのでノートPCとデジカメを持ってミニラウンジに移動。
貴重品は肌身離さずというわけではなくて、コンセントがあるのを期待しての事。
ところがぎっちょん、あさかぜではコンセントがあったのに、サンライズではコンセントがありませーん。がっくり。
向かいの籍には車販のお姉さんが鎮座。
朝飯おにぎり一個ではなぁと不安に感じて物色。寿司ばかりで、駅弁の寿司系は臭いがきつくて駄目な場合が多いおいらには危険な選択。かといって幕の内はなぁ…
結局サンドイッチを選択。¥500でちと高いが、この先10時過ぎまで食料が手に入らない事を考えれば助け船。
しかし、無難なれども旅先でサンドイッチか…と、旨い物を食う計画が早くも挫折。
ところがこれは、今回の旅におけるプロローグに過ぎないのだった(ぉ
ラウンジに滞在していると旅行のおじさん達や、女子高〜女子大生グループが入れ替わり立ち替わり。
寝台列車に女子大生グループが乗るとは。開放B寝台の在来型寝台列車ではまずお目にかけない光景ですな。さすがサンライズ。
ラウンジで車窓を楽しんでいるうちに列車は山陰本線へ。
米子では国鉄色のキハが休んでいて気動車王国山陰の凄さに早くも感激。
終着出雲市では隣のホームの快速アクアライナー益田行きに乗車。海側のBOX席は全滅のため、仕方なく山側に乗車。人の頭越しに日本海を見ながらなかなか晴れない天気にやきもき。
で、この快・アクアライナーですが、エンジンをガルガル言わせながら飛ばす飛ばす。
線路は海岸線に沿って右へ左へと曲がっているのでなかなかチャンスはないんですが、直線コースに入るやいなやx全力で加速。見よ、この電車にも負けぬ加速ぶり。
アイドリング時と加速時の音が全然違うものだから、熱い走りっぷりだなぁと感じます。
JR北海道のスーパー北斗に初めて乗ったときもこんな感じだったよなぁ。
浜田を過ぎてようやく海側が空き、席を移動。
1人1BOXを占める贅沢配置ながら、 シートピッチが広いので足を投げ出すと痛くなる状態。
海だと喜んでいたのもつかの間、暖かい車内に次第に眠気が。
少しうつらうつらしているうちに益田到着。
益田で下車。駅前で食事をしようと駅正面を散策するも、めぼしい店皆無。
仕方なく、「焼肉」「ラーメン」 ののぼりを立てている店に入って食事。
焼き肉を考えていたものの、自分で焼くのではなく焼いたのが出てくるとの事なので注文変更。
「タコライス」の文字を見つけてすかさず注文。沖縄以来ですわ。
どこか観光地は…と駅前の案内所を訪ねるも駅の近辺は無しとのこと。
駅前近辺は閉まっている店が多く、居酒屋の看板ばかり目立って全部昼間は暖簾を下ろしている店ばかり。
寂しい街だなぁなどと思いつつ、駅に戻ってネット接続。電波があって良かったね。
雨が降り出して先行き不安になりつつ今回メインの特急いそかぜに乗車。
泣かせる国鉄色。栄光の時代を駆け抜けた国鉄標準のディーゼル特急でありました。乗車は今回が初。

で…乗ったら、これが実に足下が暖かくて気持ちよく…
必死に眠気に耐えたものの、途中あちこちで記憶が欠落しています…
下関で下車。新下関まで二駅、普通宇部新川行に乗車。向かいの席に1〜2歳児が座っていて切符をいじっている様が愛らしい。近隣の席の人に愛嬌を振りまいていました。見れば周囲一体みんなニコニコ。
新下関から新山口までは新幹線。100系こだま。JR西日本仕様なので横4列!
この席なら東京〜博多を乗り通しても大丈夫そう。
新山口…以前の小郡で夕食を調達…しようと思ったけれど、何もないので仕方なく駅前のコンビニへ…
相変わらず貧相な食事だよなぁ。気分だけでも関西圏にしようと広島焼風お好み焼きセットを。
新山口からは山口線へ。
ドキッ!学生だらけの2両編成!という非常に嬉しくない環境であります。
学生の名が理性と教養の代名詞だった時代はいずこへ。
山口で1両の列車に乗り換え。
とはいえ、相変わらずの満席状態なので、BOX席の末端にある2人席で狭さに苦しみつつこっそりとお好み焼きを食べる事に…ぼそぼそのソバ、味のしない肉。温泉卵付きなのが救いで、これで味をごまかして食べるものらしい。
悪戦苦闘の果てに益田着。
駅から徒歩10分くらい、大通り沿いの「あけぼのビジネスホテル」にて一泊。
大人2名で申し込んだのに、1人1部屋用意してありました。部屋はベッド+補助ベッドが縦に並んでいる感じ。
ちょっと大きめの家庭の風呂の感じの浴室。浴衣有りだけど他は無し。歯ブラシ・ひげ剃り・タオルもありません。
けど、一泊たったの¥3000なので魅力的。
ちなみに最初の部屋はたばこ臭かったので元スモーカーの同行者と部屋を交換しました。
それにしてもこの設備でこれは安い。でも年内までのお値段との由。


2004/12/17

羽田の第二ターミナルに行く。

…食事をしようと思ったけど、どこも空港価格でガックリ。
手頃な店が皆無に近いとはこれいかに。しかも、どこもかしこも列が…
で、夜は東京駅に。東海道線のホームに出ると、お待ちかねのサンライズ出雲が入線。
のびのびカーペットだったのだけど、隣のおばちゃんが「あら、二回だわ。どうしよう、変えて貰おうかしら」とオロオロ。
車掌に空席を聞くも、本日満席との返事で、おばちゃん「困った困った」の連発。
更に隣のおばちゃんが「二階の方が寝やすいわよ」と横から助言。
すると困ったおばちゃん、急に機嫌を取り直し「あら、そうかしら」「二階で良かったわ」とご満悦に。
横浜到着直前に検札が来て、 切符を出した次の瞬間にお休みなさい。
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